7日目の朝。
縁さんに呼ばれて、
お家の裏庭に行くと・・・
鹿が2匹。
エルセリートは、本当にいい場所で、
写真に撮れなかったけれど、
リスも七面鳥もいて、自然がいっぱい。
ランチに、“ どんな料理が食べたい ” と聞かれて悩む。
明日の朝早くにはキャンピングカーを出ないといけないので、
“ アメリカン ” なお店に連れていってもらう。
古き良き時代のアメリカ・・・って、その時代に生きたわけじゃないけど、
そんな感じの、雰囲気のいいお店。
ボリュームたっぷり!
そしてもちろん美味しい!
ランチの後、少し買い物をして、
私はキャンピングカーに戻って少し荷物をまとめ、
縁さんは、“ げんちゃん ” を迎えに、小学校へ。
縁さんは、ベビーシッターをしていて、
げんちゃんは、アメリカ人のお父さんと、
大学教授をしている日本人のお母さんを持つ、
小学1年生のハーフの男の子。
夕方、げんちゃんも一緒に、Tulia を連れて海へ。
David とも、海で合流。
サンフランシスコと街とゴールデンゲートブリッジが、
遠くに見える。
Tulia も嬉しそう。
こうやって、犬が自由に遊べる場所がたくさんあるのが、
羨ましい。
ボールを遠くに飛ばせる道具を持つげんちゃん。
そして、ボールが飛ぶのを待つ Tulia とよその犬。
無邪気に遊ぶ、げんちゃんと Tulia 。
幸せこの上ない写真。
げんちゃんと Tulia がはしゃぐ姿を見て、
大人の私もとても幸せな気持ちになる。
げんちゃんをお家に送り届ける時間。
“ まだ遊ぶっ! ” と言うげんちゃんをなだめて、
車で家へ。
げんちゃんのお母さんからは、
“ げんとは、日本語で会話をしてください。” と言われていて、
縁さんも私も、日本語で話しかけるんだけど、
げんちゃんは、英語でばかり話しをして、
“ げんちゃん~、日本語!日本語! ” と言われて、
なんとか日本語を絞り出してくる。
幼稚園に行っている頃は、あまり英語が話せなくて、
お友達との会話も、あまり上手じゃなかったらしい。
でも、小学校に行き始めると、それが逆転。
周りには英語を話すアメリカ人という状況は、幼稚園も小学校も同じなのに、
遊びだけじゃなく、勉強が始まると、
子どもなりの “少し大人 ” になって行くからなのか。
両親(特に日本人のお母さん)としては、
英語も日本語も話せるように・・・という思いなんだろうけど。
げんちゃんを無事に送り届けた後は、
バークレーの 『 Monterey Market 』 へ。
大きなスーパーマーケットとは違って、
オーガニックかそうでないかの表示や、
サラダの量り売り、
そして初めてみる野菜があったり、
とても印象に残るお店。
今回の旅行、最後の夜は、David と 縁さんにお呼ばれをして、
縁さんの美味しいお料理を。
3人で、日本人の英語に対するコンプレックスとか、
英語習得は必要なのか・・・とか。
David は、アメリカ生活の方が長いので、
英語80% 日本語20% の割合で、
縁さんや私に話しをする時は、日本語混じりの英語になる。
縁さんは、英語が苦手で、
まだまだ聞きとれなかったり、話せないこともあるらしい。
それでも、アメリカで生活ができるって、
それはそれでおもしろい。
でも縁さんは、鋭意英語勉強中。
日本に住んでる私は、
もっともっと勉強しないと。
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私 「日本の本屋さんに行くと、
いろんな英語のテキストが山のように積んでるんよ。」
この “ 山のように ” という表現が、David のツボにはまったみたいで、
“ 山のように ” と言っては笑い、言っては笑いと繰り返してた。
もしかしたら今ごろ、“ 山のように ” って日本語が、
サンフランシスコあたりで流行ってるかもしれない。